新エネルギー車エアコン連動トレーニングプラットフォーム

製品概要:

実際のBYD純電気自動車のエアコンシステムに基づいており、この製品には蒸発器アセンブリ、PTC加熱制御システム、電動コンプレッサー、エアコンコントローラーアセンブリ、凝縮器アセンブリ、中央制御エンターテインメントシステム（エアコン制御統合型）、高低圧パイプライン膨張弁アセンブリなどが含まれます。新エネルギー自動車用動力バッテリー管理システムトレーニングプラットフォームと併用可能で、職業訓練校および大学における純電気自動車エアコンシステムの原理教育に適しています。

特徴:
1. この製品は、実物のBYD車両エアコンシステムを使用しています。実際に作動する自動車用エアコンシステムであり、自動車エアコンシステムの構成要素と動作プロセスを完全に提示しています。

2. 智能故障診断機能付き：主に2つの独立したシステムで構成されており、教師用の故障設定端末と学生用の回答端末であり、これらはモバイル端末にインストールされています。教師はモバイル教学端末から故障設定モジュールに接続し、故障を設定します。故障設定が完了後、学生はモバイル学習端末を使用して診断評価を受験します。評価結果は自動的にデバイスの実行モジュールに保存されるため、教師は各学生の得点を簡単に確認できます。

3. センサーやアクチュエーターの識別と測定を容易にし、コネクタの挿入・取り外しによる損傷を最小限に抑えながら実車のテスト環境を再現するため、元の車両用ワイヤーハーネスコネクタの隣に、長さ5cm以上の検出端子を並列接続する必要があります。この検出端子は透明アクリル素材で作られ、レーザー彫刻および平板塗装が施されており、形状は実際の車両コネクタの平面形状と同一です。測定端子には専用の検出端子を使用し、それぞれ測定用の番号と対応するセンサー／アクチュエーター名がラベル表示されています。各種センサーやアクチュエーター、エンジン制御ユニット（ECU）のピンから出力される抵抗、電圧、電流、周波数などの電気信号は、これらの測定端子で直接計測可能です。また、マルチメーターやオシロスコープを使用することで、さまざまな条件下でのパラメータ変化をリアルタイムで監視できます。

4. トレーニング用プラットフォームはアルミ製フレームで構成されています。底部には4つのキャスターが取り付けられており、自由な移動が可能で、キャスターには自鎖式の固定装置が付いており、位置決めができます。トレーニング用プラットフォームのパネルには圧力計および温度計が装備されており、エアコンパイプの圧力および吸排気口の空気温度のリアルタイム変化を表示できます。

5. トレーニング用プラットフォームは、学生が冷媒の充填および漏れ検出の実習を行うための実践的な作業スペースを提供します。プラットフォームのパネルには回路図が示されており、テスト用ポートも装備されているため、マルチメーターやオシロスコープを使用して、さまざまな条件下でのパラメータ変化をリアルタイムで監視できます。プラットフォームにはトレーニングマニュアルも含まれています。

技術仕様：
寸法：1300 × 820 × 1200mm（L × W × H）

電源: DC 12V

動作温度: -20℃ ~ +60℃