モータードライブ制御シミュレーション教学プラットフォーム

製品概要:

本製品は主流の新エネルギー用リチウム鉄リン酸（LFP）バッテリーパックを採用しており、個々のセルは3.2V 20AH、アルミ外装の角型設計で、24個のセルが直列に接続され、合計容量は73.6V 50AHです。CANバスおよびパッシブバランス機能を備えた統合型BMSバッテリー管理システムを搭載しています。

LFPバッテリーパックの主要構成部品間の接続および制御関係、設置位置、動作パラメータ、高圧システムの安全対策をリアルに再現しており、受講者がLFPバッテリーパック（BMS）の故障を分析・対処する能力を育成します。

特徴:
1. 完全電気自動車の駆動モーターおよび制御システムの実際の部品が含まれており、充電器および充電ソケット、駆動モーター、イグニッションスイッチ、モーターコントローラー、ギアスイッチ、アクセルペダル、電源スイッチ、DC-DCモジュール、計器類、リレー、バッテリーなどが含まれます。これにより、現実的で操作可能な完全電気自動車の駆動モーターおよび制御システムを提供し、システムの構造と原理を示し、システムの動作を動的に実演します。

2. 受講者が完全電気自動車の駆動モーターおよび制御システムの構造と原理を理解し、ドライバーの意思とモーター動作との関係を体験するとともに、駆動モーターおよび制御システムの各種性能試験を実施できるようにします。

3. パネルは4mm厚のアルミニウム複合パネルで構成されています。垂直に取り付けられたパネルには、UV平板インクジェット印刷によりフルカラーの標準システム図が印刷されており、受講者はこの図と実際のシステムを直感的に比較することで、その動作原理を理解し分析することができます。パネルにはテスト端子が装備されており、抵抗、電圧、電流、周波数など、システム回路部品からの電気信号を直接測定することが可能です。

4. 多機能インストルメントパネルは、車速、電圧、ギア位置、電流、バッテリー状態などのリアルタイムパラメータを表示します。診断インターフェースを備えており、パソコン用ソフトウェアを使用して、システムのデータストリーム情報（ブレーキスイッチの作動状態、ギア位置、モーター回転数および電圧／電流、電子スロットルなど）や故障情報を読み取ることができます。

5. 故障シミュレーションシステムが搭載されており、低圧回路システムの故障を設定およびトラブルシューティングすることが可能。12種類の一般的な故障の設定と評価が行える。

6. 装置フレームは、40mm×40mmおよび40mm×80mmの2種類の一体型アルミニウム合金プロファイルを使用して構成されている。油性および腐食に強く、清掃が容易である。作業台の幅は40cmで、32mm厚の着色高密度複合ボードで覆われており、耐久性と錆び防止を実現している。移動が簡単な4つの自ロックキャスター付き。トレーニング（実験）マニュアルなどの教育用資料も提供され、動作原理の説明、トレーニング項目、故障設定および分析などが含まれている。

7. 安全保護装置が設置されている：非常停止スイッチ、機械式主電源スイッチ、メンテナンススイッチ、回転部の保護カバー、高圧安全保護装置および警告表示。

技術仕様：

寸法：1500 × 700 × 1700mm（長さ × 幅 × 高さ）

電源：60V 20AH

動作温度：-40℃ ～ +50℃