純粋な電気自動車用動力バッテリーシステム訓練プラットフォーム

製品概要:

本製品は、新エネルギー純粋電気自動車向けの主流なバッテリー管理システム（BMS）を採用しています。国家標準通信プロトコルを使用して、24個の個別バッテリーセルからリアルタイムで動的にデータ（電圧およびバッテリーパック温度など）を収集します。SOC（充電状態）、個別セル電圧、充放電電流、バッテリーパック総電圧、温度などのデータは、CANバスを通じてマルチメディア端末に送信され、タッチスクリーンディスプレイおよびデジタルソフトウェアによってグラフィカルに動的に表示されます。故障設定機能も備えており、純粋電気自動車と完全に互換性のあるバッテリー管理システムを実現するとともに、新エネルギー電気自動車のバッテリー管理システムに関する故障解析およびトラブルシューティング能力のトレーニングが可能です。

特徴:
1. リチウム鉄リン酸（LFP）バッテリーを採用。個々のセルの定格電圧は3.2V、容量は20Ahです。4つのセルを直列接続することで、76.8Vの定格電圧を持つバッテリーパックを構成しています。

2. 国家標準の通信プロトコルを採用。BMSはグループ管理方式を使用し、電圧やバッテリーパック温度など、24個の個別バッテリーセルからリアルタイムでデータを動的に収集します。SOC、個別セル電圧、充放電電流、バッテリーパック総電圧および温度などのデータは、CANバスを通じて15.6インチマルチメディア端末に送信され、グラフィカルなダイナミック表示がタッチスクリーンおよびデジタルソフトウェアで行われます。

3. 国家標準のAC充電ポートを装備しており、AC充電システム用のインテリジェントトレーニングプラットフォームに接続して、相互接続および充電が可能です。

4. 4つの並列テストステーションを備えており、さらに多くのステーションへ拡張可能で、駆動用バッテリーパックと個別セルの両方の電圧信号を同時に測定できます。

5. マルチメディア端末を介して、動力用バッテリーパック内の個々のセルに対して過充電、過放電、低電圧、検出ライン断線などの故障を設定可能。また、温度センサーの電源および信号故障、高圧DCコンタクターの電源および制御故障も設定可能。

6. 車載充電器を内蔵し、マイクロコンピュータによる計測・制御技術を採用。組み込みCPUがバッテリーパックの各種状態を正確に検出し、知的多段階定電流・定電圧充電モードにより過電圧および低電圧を防止し、バッテリーを効果的に保護してその寿命を延ばす。

7. 個々のセル、BMS（バッテリーマネジメントシステム）、およびAC充電システムの故障設定に仮想的手法を用いず、実際の方法を採用。

技術仕様：
寸法：1500×900×1000mm（長さ×幅×高さ）
電源：76.8V
動作温度：-40℃～+50℃